のダイヤモンドコーティング工具

ダイヤモンドコーティング工具が必要とされる背景

現代の製造業では、軽量かつ高強度な材料(炭化タングステン、セラミックス、複合材料など)や高硬度の材料(チタン合金、超合金、ガラス、カーボンファイバーなど)の需要が増えています。これらの材料は、従来の工具では加工が難しく、工具がすぐに摩耗してしまうことが多いため、 耐摩耗性が高く高硬度のダイヤモンドコーティングが重要性を高めています。

ダイヤモンドコーティング工具のメリット

高速加工や大量生産が一般化する中で、工具の摩耗が生産効率に大きな影響を与えるようになっています。ダイヤモンドは自然界で最も硬い物質であり、そのコーティングを施した工具は非常に高い耐摩耗性を 持ちます。これにより、工具の寿命が大幅に延び、頻繁な工具交換や生産の中断が減少するため、長期的なコスト削減につながります

ダイヤモンドコーティング工具が使われる分野

ダイヤモンドコーティング工具は、非常に高い硬度と耐摩耗性を持つため、いわゆる「難削材」と呼ばれる、特殊で要求の厳しい加工が必要な分野で広く使用されています。

CFRP

グラファイト

焼結後セラミック

焼結前セラミック

アルミ合金

チタン合金

ニッケル合金

AXISのCVDダイヤモンドコーティングの特徴

AXISは自社内にコーティングマシンを保有しており、高精度のダイヤモンドコーティング工具を製作しています。 CVDダイヤモンドコーティングとは、化学気相成長法 (Chemical Vapor Deposition, CVD) を用いて工具や部品の表面に人工ダイヤモンドの薄膜を形成する技術です。
特徴その①
多層ダイヤモンド
コーティング
多層ダイヤモンドコーティングとは、複数の薄いダイヤモンド層を重ねる手法です。従来の単層ダイヤモンドコーティングと比べて、耐摩耗性の向上、亀裂や剥離の防止など工具の長寿命化を実現します。また、滑らかな表面と複数の層構造により加工中の摩擦が少なくなり、加工精度や加工速度が向上します。
特徴その②
多彩な
ラインナップ
自社内にコーティングマシンがあるため、標準品のみならず、特注品にもダイヤモンドコーティングを施すことができ、お客様のニーズに合致した工具を提供することができます。

ダイヤモンドコーティング工具をお求めの方は是非お問い合わせください!

コーティングには数多くのパラメーターがあります。

 • 膜厚:厚いと +長持ち ー刃が丸くなる

 • コーティングの種類

 • 対象材料との化学反応

 • 被膜の密着性

AXISでは対象材料、加工に合わせた最適なコーティングの選定が可能です。

ケンマ―ジャパンの営業スタッフがお客様の加工条件に合わせた工具をご提案いたしますので、是非お問い合わせください。

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